皆さん、こんにちは。すっかり秋らしくなりましたね。今回の本町ブログは9月15日(土)に行われたマグロ解体の様子を少し紹介します。
では早速。
今回で5回目の解体即売会。
解体するマグロは朝から店頭で展示しました。ドデーンと横たわる威容に通りを行く人も近寄って見入っていました。記念撮影をされた方もいらっしゃったようで良かったです。残念ながらハッピを着られた方は居ませんでした。
そして今回の主人公のマグロはこちら!北海道の戸井から参上。86kgの本マグロ。う~ん、迫力。このシールが産地の証明。各産地毎に様々なシールがあったりします。いろんなデザインがあり面白いですよ。
このシールには「活〆鮪」と書かれています。
そう、戸井はマグロの水揚げ後すばやく血抜きをして10分以内に氷水に入れるという処理技術の高さが評価されている、知る人ぞ知る安心のブランドなのです。上記の処理をすることにより、身の変色や脂の酸化が抑えられ鮮度が高く保たれるのです。写真のマグロはお腹の中も口の中も氷がギッシリ詰まっています。
上左は断面です。骨が太いです。赤身が綺麗です。お客様みなさんと試食をしましたが本当に美味しかったです。本マグロはやはり赤身が美味しい!
上右は解体に使う数ある包丁の中の1本。1メートル位ありますが、これでも研いで小さくなった姿だそうです。ちょっと怖いですね。様々な包丁を巧に扱い、綺麗に解体するマグロ担当の方を凄いな、といつも感じます。
解体しながら説明をするマグロ担当、真剣勝負です。そして静かに聞き入るお客様のみなさん。この日の解体は「真剣」という言葉がピッタリで、緊張感のある素晴らしい時間でした。
ゆっくり丁寧に解体は進みます。中落ちは贅沢に、集まっていただいた皆さんで試食!赤身も少しだけ試食!
「兵どもが夢のあと」
誰にも着られることのなかったハッピだけが誰も居なくなった店頭に取り残されていました。今度は誰かが着てくれたら良いね。
こうして第5回のマグロ解体即売会は終了しました。その場で解体したマグロを販売する為に陳列が追いつかず、お客様にご迷惑をお掛けしました。他の面でも私たちの至らぬところもあったように思います。今後話し合い、改善して参ります。第6回、第7回と様々な産地のマグロをご用意していきます。皆様と共に味わい、勉強したいと思っております。
滅多には味わえない本物の良さを伝える為に!今後も宜しくお願い致します。
おわり
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付録 マグロの部位名称図 参考にして下さいね。
よく耳にするマグロの名称。本当は各部位に番号が振られたりとかなり細かく分別されます。でも上の図くらい大まかに覚えていれば何かと役立つかもしれません。








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