市場より久しぶりにお届けします。
今回から市場ブログを担当させていただくことになった新人Nです!
堀川鮮魚に入ってまだまだ日は浅いですが、
日々感じたことを皆様にお届けしたいと思います 😀 。
今回は魚ではなく、市場にあった貝類をご紹介していきます。
まずは赤貝。殻の見た目は黒いですが、剥くと真っ赤な汁とぷっくりした身が出てきます。
私は貝を剥いたことがなかったので、この状態が新鮮でした。
というか、中のワタをとって食べ始めた人はすごいと思いました!
赤貝は魚屋の誰もが最初に剥く貝らしく、ここにいる皆さん全員剥けるとのこと。
日によって違いますが、市場では現在中国、ロシア、宮城産を取り扱っております。

そしてトリ貝です。高級貝で生のものは5~6月くらいにしか出てきません。
私は剥き身を見たことはありましたが、殻付のものは初めてでした。
殻の隙間からにょきっと出てくる黒い部分が
トリのくちばしみたいだから「トリ貝」というらしいですが、
その様子も元気がよかったです。
開いてみるとこんな感じになります。
なるはずなのですが、実際にやってみると・・・これが
とんでもなく難しかったんです!
何が難しかったかというと、黒い部分が剥いている間にどんどん削れて落ちていくんです。
焦っても色落ちはとまらずとまらず・・・ 😥 。
結局私はしょんぼりとして、白くなったトリ貝を食べることになったのですが、
おいしかったのですぐに立ち直りました!!
話を聞いてみると、少しでも凹凸のあるところだと黒い部分が削れてしまうので、
専門の方はガラス板の上などで作業されるそうです。
それを聞いた後凹凸のない場所で再トライしたみたのですが、やっぱりうまくいかず。
リベンジとはいきませんでした。
来年は写真をアップできるようにがんばります!
こういったことを手間隙かけてやっている職人さん方がいるからこそ、
私達はおいしく楽しく食べることができるんだということを今回、
身をもって実感できました!
市場の世界は奥が深くて、
ちょっとしたことに
感動が潜んでいます!
興味のある方は、是非市場に遊びに来てください!
次回も皆さんに市場で感じた驚き、感動をお届けできるようにがんばっていきます!
コメント