今回は旬を迎えるサケ子で「手作りイクラ」に挑戦しました。
まずはこちら。サケ子(北海道産)です。
当店では一腹と言ったら2本のことを指します。
筋子はこの状態で塩漬けにしたものです。
サケ子は一粒ずつがくっついていて、さらに薄い膜で覆われています。これを一粒ずつにほぐす作業からスタート!!
ボウルにお湯(40℃~50℃)を用意!お風呂の温度より少し熱め。そこに塩を一つまみ投入。
そこにサケ子を入れてほぐしていきます。塩を入れたお湯を使うことで粒粒をくっつけている粘膜は溶けて無くなります。
左写真は縮んで残った外側の膜。右は若干残った内側の粘膜です。
水を入れるとカスが自然と浮いて来るので、水を替えながら取り除く作業をします。大体5~6回行うと綺麗になります。
できたらザルに移し変えます。少し色が褪せた感じがしますね…。
ここがポイント!
真水を入れたボウルに塩を一つまみ。そして少々のお酒(盃半分くらい)を入れます。お酒には消毒作用もあります。
ここにほぐしたサケ子を投入すると……おおぁっ!
色が真紅に戻った!
注!あ、塩イクラを作る場合は
すぐにザルにあげないでこの塩水に漬けたまま30分ほど置きます。塩イクラはこれで完成!見た目も綺麗なので料理にも映えますよ。
醤油イクラの場合は
①市販のタレに漬ける
②醤油1:酒1:味醂1の割合で漬ける(煮切った醤油を使うと少し長持ちします)
小分けにして冷凍保存も可能です。
実験感覚で美味しいイクラが完成します。火は一切使わないのでお子様と一緒に作るのも楽しそう!これから本番のサケ、メスサケを買って丸ごと堪能するのも良いですね。
本来ならご飯にかけた美味しそうな写真を載せる予定でしたが、既に完売していました。さようなら、俺のイクラ。
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