某図書館よりお届けします。
市場はサケからブリに主役が変わり、カニやアンコウなど冬のお魚が目立ってきています。やっぱり冬はあったかい味噌汁や鍋ですよね~。
さて、今回は昔話です。みなさん、「魚女房」と聞いてどんな話を想像されたでしょうか?「知ってる知ってる」というお声はおいといて、Nはこの話、まったく知りませんでした!いったい、どんな話なのか…と本を手にとってページをめくってみますと、な、なんと!
「鶴の恩返し」の魚バージョンでした!?Σ(゚д゚;)
しかし、鶴の恩返しは有名なのに、なんで魚女房は?という疑問には、恩返しの仕方にちょっと問題があったのかなーとお返しします。絵的にも鶴のほうが映えるでしょうし。
じゃあ、魚女房っていうけど、どんな魚?これに関しては、まだ読んでいない段階ではタイとかのメジャーなものだと思っていました。
いましたが、「お殿様の魚=タイ」という図式が目黒のさんまの時にあったから違うかと、気を取り直し、読んでみると、サケ、マスもしくはコイのようです。まぁ、伝わってるのが海側ならサケ、山ならコイという感じでしょうか。
そして、図書館に立っていること数分、日本の北から始まる昔話集を読んで関東ぐらいまできたときに「新潟以北にしかない?」という感じになってきたので、「もしかしてこれ発見かもヾ(〃^∇^)ノ!?」と思っていたら…
その後もずらずら出るわ出るわ( ̄□ ̄;)!!!
それだけ魚って生活に密着していたということなんでしょうね~。
以上魚に関する昔話のトリビアみたいなのをお送りしました!
という感じできれいに終わろうと思っていたら、
T「今回の魚女房にかけて、なんか奥さんへの恩返しエピソードを」
(* ̄ー ̄)
えーと…。嫁さんには毎日行く時間(午前2時過ぎ)に起きてもらって弁当作ってもらってます!ありがとうございます!!
…はい、今回はここまで!=≡ヘ(* – -)ノ
参考文献
『日本話通観』第2巻 青森、稲田浩二・小澤俊夫編、株式会社同朋舎出版、1982年、p357。
『日本話通観』第7巻、稲田浩二・小澤俊夫編、株式会社同朋舎出版、1982年、pp.388-389。
『日本話通観』第10巻、稲田浩二・小澤俊夫編、株式会社同朋舎出版、1982年、pp.173-177。
『日本話通観』第22巻 青森、稲田浩二・小澤俊夫編、株式会社同朋舎出版、1982年、p194。
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