こんにちは。本町ブログです。
今回のぶらり歩きは万代島にある新潟漁協地方卸売市場に行ってみました。
こちらは新潟の地魚が集まる特別な市場。朝4時から競りが行われ、当日のうちに市内外の消費者の下へ運ばれる前線基地です。
それでは散策開始です。
三時半到着。まだ暗いです。ここは新たな観光スポットになっているピア万代と隣接しています。左の高い建物はホテル日航さんです。
建物の裏側は水揚げ場になっていて多くの漁船が出入りします。ちょうど南蛮エビ船がいるので行ってみました。
格好いいですね。このフォルムがたまりません。内側を撮らせてもらいました。
木箱がたくさん積まれています。この中にピチピチの南蛮エビがドッサリ入っていたのでしょう。
時間が来たので競り場に入ります。
凄いですね!手前のこの赤いものと、隣奥の積まれた発泡箱はすべて南蛮エビです。さすが新潟の特産物!これでも少ないということでした。
艶やかでプリプリの南蛮エビです。食べてみたいですね。美味しそうです。
競りが始まりました。同時に数か所で始まるので、さすがに大変です。真剣勝負の時です。頭の中でいろいろな事を考えながら、妥当な値で競り落とす、営業員のセンスが必要とされる大変な仕事です。
この時点でその日の飲食店様のメニューの相場が決まると言っても過言ではないかもしれません。
星の数ほどある魚の中から目利きをして選び抜きます。
そして注目してほしいのが魚を獲ってきた漁船の名前。箱ごとに漁船の名札が入っていますね。「この船はこうだ」「あの地域はああだ」など、大切なポイントになります。
こちらは活魚コーナー。活きたまま競りに掛けられます。
パッと見た直感で判断しなければならず、こちらも経験が必要です。
こうして競り落としたお魚はトラックに積んで各店舗に運ばれ、商品として流通することになります。
いかがでしたでしょうか。日常ではなかなか見られない光景だと思います。海岸に面した新潟だからこそ豊富で新鮮な海の恵みが与えられているのだなと感じます。当たり前のように美味しい魚やお米を食べることができる新潟って素敵な所です!
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