本町ブログです。
厳しい冬が終わり、桜咲く春爛漫の新潟市です。
外套を脱ぎ捨て身軽になって、心も何だか軽い感じです。
毎日入荷するお魚を眺めていると、季節の移ろいを一段と感じるものです。
厳冬期の魚である真鱈や寒鰤は姿を消し、メバルやマスなど春の魚がやって来ました。
それぞれに旬があります。
マスは春の魚の代表格です。中でも川マスは、なかなかお目にかかれない高級魚。新潟では横越沢海産が有名です。市内外のお料理屋さんにお買上げ頂きます。
海藻類も春先が旬です。佐渡は海藻類の宝庫で、ギンバソウ、メカブなど多くの食材に溢れています。
モズクは岩モズク、根モズク、花モズクなどあります。酢の物が定番ですが、素麺と一緒にツルッと味わったり、お味噌汁に入れても美味しくて私は好きです。
白海老は4月から漁が解禁になって11月までが漁期。春が旬というわけではないですが、春の訪れを感じさせてくれる富山の特産です。かき揚げなどの食べ方を連想しますが和洋中の多くのレシピやスイーツにまでなっています。素材を生かしアレンジする発想力に感服します。
メバルはまさに今が旬(4月9日現在)。お刺身も良いですが、焼き物や煮付けに美味しいお魚です。柔らかい身質に思わず「美味い!」と声が出ます。
いかがですか?
春が旬のお魚はまだまだあります。
季節と共に変わる「旬の食材」を楽しんでみてはいかがでしょう。
何気なく食べている毎日の食事に「旬」を意識するだけで、今を生きている実感が溢れて来ました。
コメント