本町ブログです。
今回は2月に行われた遺跡調査の結果報告を簡単にお伝えします。
近世の街並み遺構の有無と数点の出土物に関して、新潟市の歴史文化課から報告書が届きました。
一体どうだったのでしょうか!?
報告書に目を通していきます。
表紙にいきなり結論が述べられていました。なになに。
遺跡の発見ならず。
店舗地は近世(1600年頃〜1860年頃)新潟町の推定範囲ということで行われた調査でした。
出土した遺物も19世紀以降に属するものだった為、文化財指定は行わないとのことでした。
仮に近世の遺跡が出てた場合は文化財保護法に基づく取り扱いが必要になり、当店舗の新築工事は大幅に遅延するか見直しをせざるを得ない状況になっていたでしょう。
調査としては収穫無しでしたが、これで良かったのかもしれません。
いや、これで良かったです。
おかげさまで五月中に地鎮祭を執り行うことができます。土地の氏神様に土地の利用の許しを請い、工事の無事を祈願します。
この地で再び商いができる喜びを胸に、準備を進めていきます。
続きは次回ブログにて。
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