本町ブログです。
先日、「未利用魚の活用」という課題に少しだけ関わる機会がありましたので、その模様を報告します!
未利用魚。読んで字のごとく、利用されない魚のことです。
食べることが出来るお魚なのに、何らかの理由があって食材として利用されないのです。
理由は様々。規格外、見た目が良くない、型が良くない、値が付いても費用で原価割れなどなど。
野菜ではスーパーや産直市場などで「訳あり品」として並んでいるのを頻繁に見かけますね。

しかし魚は消費期限が近い「おつとめ品」は並んでも、野菜のように規格外や見た目が良くないものが「訳あり品」としてスーパーなどで並ぶことは稀な気がします。
流通の前の段階で何らかの処理や廃棄処分にされてしまうモノが多いのでしょう。
(勉強不足でハッキリとしたことが言えずにすみません)
こうした食材として利用されていない未利用魚の現状を改善すべく、プロジェクトが立ち上がっているのです。
この新潟でも!
未利用魚をビジネスに繋げようというこの取り組み。
地元、新潟青陵大学の学生の皆さんも勉強を重ねながら、一緒に考案して頂いているのです。
タスクは「このビジネスに関わるネーミング・デザインの考案」。

とても、ありがたいことです。
「鮮魚・魚食」をそうそう意識する機会が無いであろう世代の方たちが、どう捉えて答えを導き出してくれるのか。
楽しみですね。
学生の皆さん応援しています!
鮮魚店で働く私たちも勉強になります。

全国で未利用魚ブームのような動きが出ている昨今ですが、未利用魚が売上の立つ食材として活用・定着されることが水産業界の将来を救うことに繋がると思います。
今回は本町店でプロジェクト講義の一部が行わたことで、私も講義内容を聴かせて頂きました。
プロジェクトは始まったばかり、また機会があったら当ブログでお知らせできたらと思います。
新店舗で未利用魚の何かを扱う日は近い!?
お楽しみに。
※当ブログでの写真の使用を新潟青陵大学の先生より許可を頂いております。
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