2014/03/03 堀川鮮魚ブログ

二人が気になったタコ。

こんにちは。三月に入りました。


お店も雛祭り仕様のラインナップ。お魚は冬から春へ移りつつあります。そんな中、「ちょっと時期が早いな」と話題になったものがこれ!

わかりますか?
新潟岩船産の岩モズクです。太く歯ごたえがあり美味しいです。他地方の細いモズクとはまた違う味わい。ぜひ一度お試し下さいませ。

 

 活タコ(新潟)の頭です。足だけ先に売れてしまい、この状態です。何が気になったかというと写真右上のBlueです。聞いたところ、タコの血液とのこと。え!?となり、調べました。
通常血液といえば赤のイメージがあります。この赤はヘモグロビンという鉄が結合した色素が酸素と結びついて赤い色になります。タコ・イカなどはヘモシアニンという銅が結合した色素が酸素と結びついて青い色になります。生きている時だけ青色で、死後は透明だそうです。そしてもう一つ。

こちら、蒸しタコ。皆さん一度はお食べになったことがあるかもしれません。縁日のタコ焼き屋さんでもお馴染みです。弾力があってプリコリして美味しいですよね。
実はこのタコ、アフリカのモーリタニアという所からはるばるやって来ました。

 

    
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西アフリカ沖は昔から良質の漁場でした。モーリタニアはイスラム圏でタコは一切食べないそうで、その様子をみた日本の漁業関係者が日本向けに輸出を始めたそうです。長旅、お疲れ様です。

というわけで偶然にもタコ繋がりになりました。タコの足は八本、末広がり。縁起が良いです。タコは比較的扱い易い食材の一つ。様々な調理法でお楽しみ下さい。

 

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