2024/08/13 堀川鮮魚ブログ

本町店〜解体建築

本町店新店舗のリニューアル新築工事が進んでいます。

いよいよ内装に入りそうな進捗状況に、緊張の度合いが高まりつつあるこの頃です。

 

今回は解体直前から旧店舗の様子を撮りためた写真の一部を用いてお伝えします。

 

旧店舗。廃棄物が店内に集められている。

 

築65年ちょっとの建物です。1955年(昭和30年)の新潟大火で木造店舗は全焼し、この建物になりました。

多くの地域の皆様に支えられて業務を続けてきたこの店舗も老朽化が激しく解体となりました。

旧店舗の売場。多くのお客様に足を運んでいただいた。

今だから載せられる一枚。ガスストーブがレトロ。

過ごし慣れた休憩室です。ここでどれだけの涙が流れたことか(笑)。

 

解体を待つ事務所。廃墟感がある。光の差し込みが美しい。

引き出しの中にはまだ長年使ってきた文房具など入っていました。後日回収に来ようと思っていたのですが、翌日には立入り禁止となり全て失われました。

ありがとう文房具。

 

主を失った建物は表情を消し、無機質なモノに戻る。

満身創痍の建物、積まれた廃棄物、寂しいものです。本町に配属になってからの日々が思い出されます。

 

解体準備が進む。中に積まれているのは天井の木材だろうか、焚き木に使えそうだ。

小原小路側から。屋根は屋上になっていて昔はプレハブ小屋が建っていた。

2階の窓は歪んで、半分も開かなかったなあ。

 

トレードマークの鯛看板。当初は内蔵の照明で光っていたという。

著名な画家さんの絵画にも描かれた旧店舗正面鯛

看板です。65年間を泳ぎ切りました。

 

建物の前方のみ木造瓦屋根だったことがわかる。

重機が入ったらあっという間でした。こうして解体作業は無事に終わりました。

解体の手際の良さが素晴らしく、職人さんのスキルに感服です。凄いの一言。

その後に地鎮祭を執り行い、現在は建築が進み外壁も完成しています。

 

少しだけ現在の様子をお知らせします。

ベールに包まれた新店舗。どうやら外壁は完工のようだ。

以上、解体準備から建築半ばまでを写真と共にお伝えしました

涼しい日には、ぷらっと散歩がてら見にいらしてください。

仮店舗もお忘れなく〜!(うなぎの成瀬さん右隣)

 

 

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