2013/03/28 堀川鮮魚ブログ

控え目な実力派たち。

皆さんお世話になっています。今回のブログは今週なんとなく目に留まった魚たちを紹介します。特に関連性はありません。

その1馬面(うまづらはぎ)

ウロコが無くザラザラとした皮に覆われています。頭のトゲがユニコーンみたいです。ヒレのウマヅラブルーがとても綺麗ですね。ハギ類はみんな愛嬌があります。おちょぼ口だけれど歯は鋭い。あの越前クラゲの体をかじっている姿が撮影されたそうですよ。駆除に一役かったら良いですね。そうそう、肝は美味!刺身を使った肝和えも人気です。

その2 ギス

煮ても焼いても良し。身離れが良く食べ易い淡白な白身。ファンが多い安定感のある大衆魚です。
お店で自家製の一夜干を造りましたが美味しかったですよ。

その3 フナベタ

新潟ではお馴染み、フナベタの刺身。
他県では刺身にはしないようです。新潟の食文化といえるでしょう。
ちなみに本体の写真はありませんがタバコの箱くらいの小さな魚です。
骨は干してセンベイとして食されます。

その4 おけさトリオ 

勝手に名付けましたがすべて佐渡産。
左から、銀葉草、メカブ、ワカメ。今が旬の海藻です。市場のブログでもメカブが紹介されていましたね。


←メカブは根と葉っぱの間の部分です。上の葉っぱはワカメですよ。ワカメの中芯は茎ワカメとして流通しています。捨てるところの無い、1本で三通りの食感が味わえる優れものです。

海藻には綺麗な雪解け水が重要だそう。「山と川と海」の三位一体の賜物です。

おまけ 春ニシンの煮付け 


本町店、火曜日は煮魚の日なんです。
売場に目を向けたら作っていました。

「春ニシンの煮付け」!

大鍋に醤油、味醂、生姜、酒、砂糖で煮込んだニシンは美味しくできあがりました。

完成しました。大鍋で大量に煮込むので、家庭では出ない味わいもあります。ぜひ一度お試し下さい。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
また、季節ごとの旬のお魚を紹介していきます。

 

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