2013/07/22 堀川鮮魚ブログ

縁は異なもの味なもの

皆さんこんにちは。ごぶさたしております。久しぶりの本町ブログは商店街のシンボル、白龍大権現様についてです。

以前も何度か触れていますが白龍様の建立までのエピソードがとてもドラマチックなものなので御鎮座60周年を記念して紹介します。お付き合い宜しくお願いします。

やって来ました。白龍様です。こちらは商売繁盛とともに縁結びの神様として親しまれています。

「縁」とは。えん、ゆかり、えにしとも読まれます。恋愛だけでなく、人生には様々な縁結びの連続と言われています。この白龍様もまさに不思議な「縁」によって、この地に御鎮座されました。

エピソード①
昭和28年4月、大河津村の小学3年生古沢君と友達が登校途中に蒲原用水に異様なものを発見しました。二匹の大蛇が縄のように絡み合って顔を見合わせている木像でした。

エピソード②
この流れ着いた謎の龍神像はマスコミで報道され古沢君宅はお参りしたい人でごった返したそうです。

エピソード③
時を同じくして本町通りに神社の建立を切望していた小石栄作さんの目にこの記事がとまりました。その後、発見者の方々にこの地で遷座したいとお願いしたところ承諾されました。

エピソード④
これまた同じ頃、三条の祈祷者大竹さんよりこの龍神像の紛失届けが出されました。昭和28年2月、軽井沢より像を持ち帰る際、小千谷に立ち寄り信濃川にかかる橋の上を歩いていた時に後方から来たソリを避けようとして転び龍神像を川に落としてしまったということです。

その後、大竹さんからも承諾を得て同年4月17日にこの本町に仮遷座し、晴れて同年8月17日に白龍大権現様の御神体として正式に御鎮座されました。

左の写真は復元された御神体です。こちら「縁結びの磐」と書いてありました。結構な迫力ですね。

像についての説明も書いてあります。

告知を発見しました。今年の8月17日は御鎮座60周年の記念で盛大に行事が開かれます。

そして8月3日(土)には恒例の「千灯まつり」が行われます。
6番町ではNegiccoライブと東京学館書道部の揮毫イベントがあります。

私たち堀川鮮魚では日中はマグロ解体、夜間は鉄板焼きをしますのでぜひ遊びに来てくださいね。お待ちしております。

数々の縁で結ばれた「白龍大権現様」、ぜひ一度お参り下さい。皆さんにも良い縁がありますように。

                          ※参考 白山神社HPより一部引用しました。

 

 

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