2014/03/17 堀川鮮魚ブログ

三春(さんしゅん)のサヨリ。

こんにちは。本町ブログです。最近少しずつ日中の気温が高くなり、長かった冬の終わりを感じます。今回の本町ブログは春の季語(三春)としても登場するサヨリを紹介します。

ご覧の通り、とても細長いお魚です。漢字で「細魚」「針魚」と書き、その特徴的な形状を表しています。新潟の一部地域では「ハリオ」と呼ぶところもあるそうです。新潟では3月~4月に水揚げ量が多い、今が旬のお魚です。
背の黒色と腹の銀色がとても美しい上、独特の旨味がある淡麗な白身で高級魚としてお寿司屋さんや料亭さんに出荷されていきます。


この写真のように下アゴの先端が綺麗な紅色が新鮮な証拠。もしサヨリをご利用の時はチェックしてみて下さい。新鮮なうちにお造りにしてみました。


黒と銀の対比がとても美しいです。お寿司にしたら、宝石のように輝きそうです。目と舌で楽しむ贅沢です。

こうしてお造りやお寿司のネタで味わうことが一般的ですが、一夜干しや天ぷらも美味しいといいます。佐渡には「アワセザヨリ」と言う、サヨリを二匹開き腹と腹を合わせて一夜干しにしたものがあります。佐渡に行った時はぜひ探してみて下さい。

高級魚ですがスーパーで見かけることもあります。また、堤防や岸壁から意外と簡単に釣れます。春の訪れをサヨリで感じるのも楽しいかもしれませんね。

 

 

 

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